牛丼屋のワナ

メニューとは不思議なもので注文の仕方によって値段はもちろん、中の量および品質も変わってくるものなのです。つまり、お得な注文方法もあるし、そんなのあり!?と損をする注文方法もあると言うことです。

そんな知らないと損をする注文方法を知っておくべきです。そうしないと、周りから、そして店員からも「あ~あ、注文しちゃったよ、あの人」といわれちゃいますよ。

まずは牛丼店のメニューには「牛丼」と「牛皿&ご飯」のどちらかを注文できるようになっています。あまり考えたことが無い人もいらっしゃるのかもしれませんが、この二つのメニューをみてみると、「結局は同じ」ですよね。「牛皿&ご飯」をご飯の上に牛を乗せれば牛丼です。

牛丼を牛とご飯をわければ「牛皿&ご飯」になります。しかし、ここで落とし穴があるのです、注文すると損した!と思う落とし穴が。
結果からいうと「牛皿&ご飯」を注文するよりも「牛丼」を注文した方が音区間があるのです。

老舗で牛丼チェーン大手であるY店の場合、牛丼が380円しているところ、「牛皿(200円)&ご飯(130円)」で合計410円となります。つまり、ここで既に価格に差が生じていることに気づくでしょう。なんと牛丼を単品で頼んだほうが30円も安くなっています。


カロリーのお話

しかし、これは価格だけではおさまりません、量にも差が生じてしまっているのです。牛丼は634キロカロリーですが、牛皿は433キロカロリー、ご飯は202キロカロリーとされています。

その合計は、635キロカロリー。つまり、牛丼の方が少しだけカロリーが高いということになっています。よって、牛丼の方が価格が安いだけでなく量も多いということになるのです。

以上のように牛丼を注文する人が今日から多くなることでしょうが、このように注文の仕方によって価格や量が異なってくることを予め知っておくのが賢い消費者であることはまちがいありません。