王将

100年に一度といわれる大不況時代であっても、創業以来、最高の伸び率を記録をしているお店があります、
それが「餃子の王将」です。この大不況時代により節約志向を持つ人達が多くなったことを受け外食を控える消費者が多く、
実際のところ外食産業は非常に強い逆風が吹き荒れていて、
ほとんどの外食業では減益という状況にあっても最高の伸び率を記録している王将にはただただ驚かされっぱなしですね。

「餃子の王将」の好成績を支える要因としては「餃子」にあります。
関東では6ケ220円という価格帯も非常に手ごろだけでなく、味も美味しいということで、
リピーターがリピータを呼んで、学生だけでなく家族連れも増えている状況です。


その影響もあって色々なメディアで取り上げられており、「何故、王将は好調なのか?」という特集がたくさん組まれているのですが、
好調の要因としては結論的には「チェーン展開であってもどの店も同じメニューやサービスを提供しているわけではない」といった
「餃子の王将」ならではのスタイルを貫いている点が掲げられています。

チェーン店の代表的な存在であるマクドナルドでは、全国全店同じ規格のメニューや店舗作りをしている方法とは全く異なるシステムをとっている王将が、
私達の常識を打ち破ったといっても過言ではないでしょう。

極めつけはテレビ朝日系の深夜のバラエティ番組「アメトーーク」で王将を取り上げたコーナー『王将大好き芸人』が放映されてから、
インターネット上ではブログで急激に王将を取り上げる記事が増えたり、
きざしランキングアーカイブの第一位を飾ったキーワードに「王将芸人」という言葉もランクインしているほどです。
その影響もあって、放映後は王将が非常に混雑したという事実もあります。

王将には「ぎょうざ倶楽部」という会員カードがあって、かなり王将に通って初めて手に入れることが出来るカードということもあって、
それなりの割引も適用できる特典付きであるほかに、この「ぎょうざ倶楽部」を入手するまでの経緯などを取り上げたサイトがあるほどです。